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Thank You For Coming!
青山でのライブ。
終わりました。

ご来場いただいたみなさんありがとう。

ひとねむりしたあとに、またいますこし、お酒を飲みながら、スティーヴィー・ワンダーの「Fulfillingness-」を聴きながら書いている。

叱らないでね、「平日のこんな午前に酒飲んで悠長なこと書きやがって」とかいって。

なぜなら昨日、ちゃんと仕事したからです。ぼくの業<わざ>を果たしたからです。
ちゃんと歌いました。

でもライブハウスの方にはすこし説教されました。
(まぁ、もちろん向こうはそんなつもりはないんだろうけど、でもいくつかの点で。)
まぁ、これからのための話なんだろう。

いずれにせよ、成功だった。
お客さんはそれぞれに「良かった」と言ってくれたし、バンドメンバーには笑顔があったから。
手応えはあったし、自分でも今までで一番良かったと思う、トータルで。
(もちろんまだまだ満足はしないし、すごく冷静なんだけど、、、。)

聴いている方と演奏してる方と、その両方が楽しめたわけだし。
それが全てだとおもう。
2005年の、11月28日という日の、いいライブだった。



まだまだ、だけど、ぼくは「ものをつくる人間」としての誇りを持っている。
「0」から「1」を作っている人間としての。

かくいう自分も、<批評すること>を大学で勉強してたけれども、それは二次的、副次的な作業だ。

自分には「<価値>を生み出している」という自負がある。
それは、歌詞を読んでもらえれば、音を聴いてもらえればわかると思う。

ぼくは闘ってゆく。
すべての外野に対して。

批評や文句は受けて立つ覚悟でいる。
それだけの生き方をしている、から。



来月、CDジャーナルという雑誌にぼくのアルバムのディスクレヴューが掲載される。
そこでどんなことをいわれるのか楽しみでもある。

落ち込むこと、それだって楽しめるんだから、今となっては、、、。



さて、次回のライブは中目黒のバーで。そして翌日に日本橋で。

また会いたいな。
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by hondasoichiro2 | 2005-11-29 09:08 | ライブ
今宵ハ、青山デ、月見ル、君想フ
なんだか漢詩みたいなタイトルだけど。

今夜、青山「月見ル君想フ」で本田宗一郎ライブです。
19時開演ですが、本田宗一郎の出番は二番目の19時40分ころからです。
ぜひお越し下さい。

ホーンセクションを入れて7人でやります。
いわくつきの「ドレミのうた」、ニノ・フェレールのカバー曲「La Rua Madureira」もフランス語で歌います。



大事件がひとつ。
ぼくの尊敬するミュージシャンの佐野元春さんと曽我部恵一さんが土曜の夕方、渋谷のカフェで一緒にお茶しながら、話をしていたらしい!

本当にぼくにとっては歴史上の大事件だ。
フィルム「Don't Look Back」で見られるような、ディランとジョンの2ショットくらいドキドキでスゴイ光景だろう。

その話は曽我部さんのホームページのダイアリーの一番新しい所に書かれていた。

またしても泣きそうになる!
ついつい、感激してBBSに書き込んでしまう。
(そして曽我部さんに、フレンドリーなレスを頂く。)

そこでのキーワード。
インディペンデント、ということ。
そしてスモール・サークル・オブ・フレンズ、ということ。

ぼくがここ最近このブログに書いていたこととシンクロしていた。
佐野元春さんの「音楽は情報じゃない」という言葉の引用や、「仲間うちの小さな、そして楽しい集まりから音楽は生まれる」という思い、とか、、、。

中学の時、佐野さんは電話越しにとても優しく話をしてくれた。
そして、曽我部さんも、下北沢でぼくと気軽に話をしてくれた。

そのふたりの共通する意識。そこに通底するもの。
それはロックンロール!

みんな友達なんだ、ということ。
楽しくやろうぜ!



そう、曽我部さんのネットラジオ、ROSE RADIOに勝手にお邪魔して、勝手に歌った曲「Golden Eternity」も今日演奏します。曽我部さん経由でこの本田宗一郎ホームページにいらした方もいるようですが、お近くの方、良ければ遊びにいらしてくださいねー。
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by hondasoichiro2 | 2005-11-28 12:57 | ライブ
WEDDING,WEDDING!!
ここのところ、まわりで、結婚する人間が多い。
それは、単純にとても嬉しいことだ。

日曜日も仲間の結婚披露パーティーだった。しかも二組同時に。
新郎は二人とも音楽仲間であり、かつての下北沢仲間でもある。



下北沢での日々。
それはとても濃い日々だったんだろう。
南口の駅前広場に集まってはギターを掻き鳴らし、歌っていた。酔っ払いにハイネケンをおごってもらいながら、井の頭線の上の空を眺めながら。Club Que でライブしたり、チャイハネでの友達のライブに行ったり、マサコで待ち合わせて、昼のレコード屋を冷やかしたり。夜中におでんやせっちゃんでもつ煮込みを食べたり。あいつの部屋でレコード聴いたり。北沢八幡の御神輿を担いだり。ささいな暴力沙汰があり、いくつかの痴話喧嘩もあり。アンチノックでセッションすれば、回すのはソロではなくてタバコだったり。ひとには言えないエロティックな時間があったり。イリーガルな時間が螺旋を描いていたり。
すべてがストリートから始まっていた。
とにかくいろんな奴らがいた。

あるやつは死んだ。あるやつは服役している。あるやつは自己破産して実家に帰った。
あるやつは結婚し、あるやつは一児の父親になり、あるカップルはその後別れた。あるやつは兄姉をなくし、あるやつは精神を病んだ。あるやつは下北を離れ、あるやつはいまもなお下北に住んでいる。



時間は過ぎて、2005年ももう終わろうとしている。
ケンタはカヨちゃんを見つけた。
ランドリーはノリちゃんとのあいだに宝物を授かった。

そしておれたちみんなはいまもなお、楽しんで音楽を奏でている。そして健康だ!

これほど嬉しいことはない。



池の上「Bobtail」でのパーティー。
いろんなミュージシャンがそれぞれお祝いの歌をうたってゆく。なんと贅沢で、なんとリラックスしたパーティーなんだろう。音楽ってこういう現場から生まれるものなんだろう、と思ったりする。

でもおれ緊張してたなぁ。
出来たばかりの新曲「宇宙のはじまり」を弾き語りで。
名曲なんだけどなー。大上段に構えすぎたかな?
でもまぁ、いいじゃない。ねぇ、みなさん?

とにかく「おめでとう!」だよ。それしかないよ。

おめでとう。
Life Is Beautiful,My Friend!
Oh,What A Happy Day!
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by hondasoichiro2 | 2005-11-23 04:21 | 日々詩情
すべてはすべて / 高輪区民ホール、チャリティーコンサート
「全生活カタログ」で一番最後に収録されている曲「すべてはすべて」。

この曲は、アルバムのエンディングにこそふさわしい曲だと思う。
ぼくが好きなレコードアルバムはどれも大体<ふさわしい>曲で終わっている。

アルバム最後の曲をどうするかというのはとても大事だ。
小説でいえば結末。(「読後感」なんて言葉があるけど、読み終わって本を閉じたときにこころのなかにある思い、あたたかさ、感傷、などなど。それらの<気分>を決定するのはクライマックスではなく、結末だ。)

ほら、「SILK DEGREES」の最後は「WE'RE ALL ALONE」だし、「TAPESTRY」の最後は「(YOU MAKE ME FEEL LIKE)A NATURAL WOMAN」だし、ね。

アルバムを(30~40分くらい)聴き続けた耳に心地の良いアコースティック感。
そんな感じでアルバムのラスト用に作った。



派手な曲ではないけど、この曲はライブでは一番多くの人に聴かれた歌ではないかと思います。
今年7月に高輪区民ホールで行われたチャリティーコンサート「J'aime chanter pour toi」に出演した際に歌った2曲のうちの1曲です。
過去に4回毎年開催されているフランス語での歌のコンテスト(たぶん国内で最大規模)の入賞者が主に集まったイベントでした。
(ぼくはフランス語で歌ったりもしているのです!で、もちろんそのコンテストで過去に入賞しました!)
そのときは高輪という土地柄なのか、「シャンソン」というくくりだからなのか、お客さんにはマダム(ミセス)が多かったように思います。
もう1曲のフランス語の曲とともに、ぼくはそんなマダムのみなさんに受けが良かったようです。終わった後、結構声をかけられました!

この曲を歌っているとき、「伝えている」という実感がありました。
暗い客席は満員になっていましたが、とても静かでした。
みなさんきちんと耳を澄まして聴いてくれていました。
でもそこには無数の鼓動があって、呼吸があって、瞳があって、、、。

その<交感>のようなものを感じたときは本当にこの曲を作って良かったと思いました。
誰かの心に届けた、という確信があったのです。



アルバムの収録曲は以上ですが、いろんなエピソードがあるので、もうすこし続けます。

あと、本田宗一郎のライブが来週の28日に青山の「月見ル君想フ」というところであります。メンバーは、ドラムがカズー大越、ベースが鈴木健市、ギターが山口剛、トランペット塩野谷宏子、サックス岡田旅人、トロンボーン小川勝哉、です。
ぜひみなさんいらして下さい。(詳しくはホームページ http://www.hondasoichiro.comのLIVE INFOを参照して下さい。もちろん当日は会場でアルバム「全生活カタログ」も販売しておりますので。)



写真はプロジェクト・ノートの裏表紙。
レコーディング中に目にした記事より佐野元春氏の言葉です。
書き写さずにはいられなかったんです。

「音楽は情報でもなければコンテンツでもない、音楽は音楽だ。その勘違いが広がるようであれば僕は闘わなければいけない。十代の時にあれほど僕を助けてくれた音楽に対して失礼なことは出来ない。<音楽に愛とリスペクトをもっと>です。」
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by hondasoichiro2 | 2005-11-22 04:40 | 全生活カタログ
Golden Eternity
アルバム「全生活カタログ」の7曲目。

「Golden Eternity」のイントロのキーボードは、その前の曲「激しい予感(Synchronicity)」のエンディングから始まっている。
「激しい予感ー」の世界があって、そしてこの曲へとつながってゆく。

この曲のレコーディングは特に気を遣いました。
こういった曲って、なにげないように聞こえるかもしれませんが、結構<難しい>んです。
この曲に息を吹き込んでくれたのは(そして深みを与えてくれたのは)、コーラスの寺本りえ子さんです。(コーラスのアレンジもして頂きました。)



いろんなことを書きたい気もしますが、この曲のことはこの曲に語ってもらいましょう。
(余計なことをいうとこの曲に対して失礼なので)付け足すことは何もありません。



なので写真もなし、です。

聴いて下さい。
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by hondasoichiro2 | 2005-11-18 06:17 | 全生活カタログ
Interlude~激しい予感(Synchronicity)/Marvin Gaye
アルバム「全生活カタログ」の曲解説に戻ります。

5曲目はインスト「Interlude」。アナログレコードであれば間違いなくこの曲からB面になる。
A面の終わりが「ドレミのうた」で、B面が「Interlude」~「激しい予感」~「Golden Eternity」と繋がってゆく、流れ。レコードを良く聴いてる人には絶対に共感してもらえると思います。(裏を返せば、かなり<必要ない>気遣いなんだろうけどねぇ。)
レコードを裏返すその一瞬の静寂。「ドレミのうた」の狂気をすこしクールダウンする時間がそこにはある。そして再び針を落とすと、Fade Inする波の音。フルートの息づかい。(そんなことを夢想して、マスタリングにおいて(CD用に)4曲目と5曲目の間は長く時間を取りました。)
「Interlude」のフルートは照屋宗夫。寄せては返す波のようなベースは山口和之。ガットギターは本田。

そして6曲目「激しい予感(Synchronicity)」へと繋がってゆく。

この曲は随分前からギター一本で歌っていましたが、歌詞はもうすこし抽象的で曖昧なものでした。
でも<あの出来事>が海の向こうで起こってからというもの、その歌詞には満足できずにいました。世界の現実がとてもヘヴィーになっていたので、それまでの歌詞ではダメでした。
歌詞を変えると自然にサウンドイメージが出来てきました。
もともと、この曲はノーザンソウルの語法に則って作曲していたので、進めやすかったのです。

告白しよう。
マーヴィン・ゲイだ!
しかもアルバム「What's Going On」だ。
もっと白状しよう。
このアレンジは、ほぼ「Mercy Mercy Me」、すこし「What's Going On」、である!

この曲のキャストは、
Bassは山口和之。
(「Mercy-」のボブ・バビットというよりも)まさにジェームス・ジェマーソン!
右から聞こえるGtは山口剛で、ジョー・メッシーナのテレキャス風に、切れ味よく。
左から聞こえるGtは本田で、ロバート・ホワイトっぽくセミアコギターでゆったりと。
(Gtはふたりとも、すぐ目の前で向かい合って、通しでレコーディングしました。その緊張感がとても気持ちよかった。)
ジャック・アシュフォードのかわりにサンプル音源でWoodblockをCongaに合わせて。
Drチェット・フォレスト&Congaエディー・ボンゴのパートはサンプル(by 満田)で。
デイブ・ヴァン・デピットのストリングススコアの代わりに本田のアレンジでプロテウス(音源)他が鳴る。

ここまでは結構成功していると思います。
でもめくるめくコーラスワークは出来ませんでした、、、。

途中の竹が鳴っているような音は、ヴォーカル録りをしたSunshine Recordsのスタジオに置いてあった名前のわからないアフリカの木琴です。
ヴォーカル録りをしている最中ずっと目につく場所にあったので、思いつきで鳴らしてみました。するといくつかの鍵盤がピッチ的にこの曲に合うことがわかりました。
実際に嵌めてみると、何か歌詞のオーガニックさを引き立ててくれているように思います。いいハプニングでした。

フルートは同じく照屋、コーラスは寺本。

それにしてもベースが素晴らしい。
この曲はベースを聴くためにあると言ってもいいくらいだ。
リクエスト通り、ずばり彼はジェームス・ジェマーソン風のベースを弾いてくれました。
(ジェームス・ジェマーソンといえばベーシストなら誰でもその影響を受けていると言われるくらいの人。かのポール・マッカートニーのルートを踏まないベースのスタイルも元を辿れば彼から来ている。)

(自分なりにある)この曲のピークの地点で、彼は敢えて後ろに下がっています。
プリプロでは本田がデタラメベースを弾いていましたが、そのときはこの<ピーク地点>でたくさん動いていました。しかし彼は<ピーク地点>をぼくに確認し、まさにその場所で一番控えめになっているんです。
そこでぼくは思いっきり感動しました。
「これがベースなんだ!」と。目から鱗でした。
歌のピークで引っ込むベース。
「この人は音楽のなんたるかが本当にわかってるなー」と思いました。

(和之さん、この曲の入ったサンプラーCDを、実はあのマーカス・ミラーにも渡したんですよ。多分彼は聴いてくれたはずです!)



サウンドだけでなく、こだわりのある歌詞。
Synchronicityというタイトルを付けています。
これは(POLICEではなく、そのおおもとの)カール・ユング。
日本語では「共時性」と訳され、<意味のある偶然>と解説されている単語です。

こころと物質の結びつき、内的宇宙と外的宇宙の結びつき。
つまりは、海の向こうの出来事にも責任がある、ということ。
すべては繋がっているということ、そして<ひとつ>に収斂されてゆくという理想(もしくは現実)。

この曲の世界に浸るのはハードかもしれませんが、希望はこめているつもりです。
このアルバムをずっと聴いて頂けたなら、この曲がいつのまにかじんわりと沁みていることに気が付くはずです。そんな曲です。



写真はギターの山口剛(L)とベースの山口和之(R)のふたり。実はいとこ同士(STEREO?)なんですね。
無事レコーディングが終了したあとの微笑ましいひとこま。

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by hondasoichiro2 | 2005-11-15 03:15 | 全生活カタログ
Thank You For Everything !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きのうは誕生日でした!
自分企画のイベントを西小山「slow」にてやりました。
まだ、二日酔いです。のであまり細かいことは書けません。

とにかく昨日、同じ場所にいてくれたみんなに、
ありがとう!
そして、いままで出会えたすべてのひとに「ありがとう」。



久しぶりにうちの花瓶が登場しました。
あげるほうが好きだけど、貰うのはやっぱりうれしいなー。Merci !
うちの(猫の額ほどの)キッチンの窓辺に置いてみました。
今日は天気が良く、遠くにエッフェル塔が見えました!!!!!!!!!!



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by hondasoichiro2 | 2005-11-13 15:46 | ライブ
ドレミのうた / すべてのジャンキーたちへの
アルバム「全生活カタログ」の4曲目、
「ドレミのうた」、サブタイトルが「ドレミデパートイメージソング」

ドレミのうた。
この歌のことを語るのが一番難しい。

とにもかくにも<Sweet & Adult なんて甘い世界は存在しないんだ>といわんばかりの曲。実はぼくはその両面を知っているつもりだし、だからこそこんなふうに二曲を隣り合わせにしてみたものだ。


むかし、バンド仲間にジャンキーがいた。
彼は随分と年上だった。
彼は以前に、アジアのどこからか、ありとあらゆるものを密輸した。彼は成田で捕まった。空港史上もっとも最大規模の<持ち込み>で、彼は新聞に載った。禁固12年の実刑だった。
彼は社会に復帰してからもフリークアウトし続けていたらしい。
<ーー・ボール>を試しては何度も死の淵を彷徨ったらしい。
彼の言葉を借りれば「天国の扉を叩きに行っていた」そうだ。救急車で運ばれているにも関わらず。

彼は言っていた、「死ぬってのは多分スゲー気持ちいいぜ」って。
ジャニスやジムやジミの話を引き合いに出しながら。

それは突然やってくる。世界の不条理。

我らも絶望の底にいるころ、そのちゃんちゃらおかしい世界を笑わずにはいられなくなっているだろう。絶望も底をつくと笑いになるんだ。

「Break On Through To The Other Side」への横滑りしたアンサー・ソング。
オレだってアッチに行ってきたさ、どうしようもないほどに。
言語は永久に届かない場所へ。

笑っている、笑っている、笑っている、Rescue Me , rescue me!


この曲のレコーディングも一発録りで行われました。(偶然にもSweet & Adult と同じ日です。)
ドラムが満田、ファズベースが森元、メインのエレクトリックギターは山口、そして本田は拡声ボーカルとエレクトリック・ギター。

下の写真にあるように拡声器を通して歌いました。
ギターを弾きながらなので、拡声器はマイクスタンドに紐で縛り付けておきました。

最初は普通にやっていたのですが、面白くなく、ついにカーテンを閉めてやりました。

モニター・ヘッドフォンから聞こえる拡声器を通った自分の声。
そしてメンバーみんなの息のあったプレイ。イカシてる。イカレてる!
だんだんとフラッシュバックしてくるイメージ。
自分の声が自分の声でなくなってゆく、、、。

狂気の世界へ入ってゆく。
シャウト、   シャウ  ト、         シャ ウ  ト。



Take5が採用テイクだったか?
このTakeには神が宿っていると思っている。神、でないなら悪魔、でもいい。
何かに取り憑かれていた。

でも、誤解はしないで欲しい。
<表現>というのはポジティブな行為だ。
表面的にはネガティブなことを歌ってはいても、ネガティブなヴァイブを出しているということではない。

救いを求める歌。マルドロールの歌のように。



誰がなんと言おうとこの曲は名曲だ。その自信はある。
自分の力量がこの曲に未だ見合っていないだけであって、この曲のポテンシャルは変わらない。10年、20年、あるいは100年埋もれたとしても(自分、もしくは)誰かが発見し、しかるべき場所へ提出すればいいのだ。

アレンジなんかはどうにでもなる。どうやったっていいんだ。
シンガーやアレンジャーのせいで曲が評価されないのであれば、それは悲しいことだ。
なぜならこの曲はスゴイ曲だからだ。
しつこいようだが、絶対に歴史に残る。その確信はある。

御一聴あれ。

*注:本田宗一郎は過去においても現在においてもジャンキーではない。
カフェインとアルコールのみで、最近はニコチンもやらない。

あ、でも立派にカフェイン・ジャンキー!だな、まったくもって。

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by hondasoichiro2 | 2005-11-09 05:41 | 全生活カタログ
Sweet & Adult / 恋の順序は守ろう?
口ずさみながら作った曲、「Sweet & Adult」。
恋をしたら口ずさんでしまうような、そんな歌詞とメロディー。

最初の恋じゃない。二度目の恋でもない。
いろいろなことを経験したあとに、つらい時期を過ごしたあとにやってくる新しい季節。
何回目かの恋ではあるけれど、これが最後の恋、
「結婚しよう!」

Sweetなんだ、ハチミツなんだ、それはまるで。
Bitterとは言いたくないんだ、あえて。
Adultだから。夢を見ながら語りながら、やることはやるんだ!



この曲は「一発録り」をしました。歌も含めて全部を<せいの!>でやるんです。
ドラムは満田、ベースは森元、そしてエレクトリック・ギターは浜中洋輔。
そして歌とアコースティック・ギターは本田。
(浜中くんは今年ずっと一緒にライブをやってきた仲間で、最近の活躍は華々しく、SマッP!やH井K!などとも共演したりしている、スゲー。(イニシャルトークに特段の意味はなし))

たしか二日目の午後にセッションを重ねました。
アルバム「全生活カタログ」に収録したのはtake 4だったと思います。
アコースティック・ギターにマイクを立ててやっているのでボーカルも拾ってしまいます。 つまりはボーカルを差し替えることが出来ません。
全員がうまく出来ないとダメなのです。

でもこの曲にはそういったセッションぽさがとても大事だとわかっていたのでそうしました。
イメージはヴァン・モリソンのニューヨーク・セッション。

注意して聴いてもらうとわかりますが、ベースが半分以上左に寄っています。
こういったことは最近のミキシングではあまりやらないそうですが、エンジニアの高橋さんに相談してなんとかやって頂きました。
Oldiesにあるようなあの感じ。中古レコード屋でかかっている曲のような。
予算があればアナログ・テープを回したかったくらいだった。



あと一点。そうです女性コーラスが入っています。
これはスゴイ方が歌っています。

寺本りえ子さん。いまはOui Ouiというユニットを野宮真貴さん!とやられている。
トランジスター・グラマーというユニットで活動されたり、ピチカート・ファイブのコーラスや、オリジナル・ラヴのコーラスなどなど(!!!)をやられてきた方。
ぼくは無謀にも「知り合い」というだけで頼んでしまいました。
そんなことは業界に通じていないからこそ出来たことです、、、。

教えて頂いたことはたくさんありますが、また別の回で書きます。

途中の吐息(桃色)は特にセクシーです。
そして間奏部分では、奥の方でぼくらふたりの笑い声が聞こえます。
(その時間のあいだだけはぼくを恋人にしてくれました、たぶん!)



オマケ:
この曲をむかし、当時のガールフレンドに聴かせたら、たしなめられました。
「なんでプロポーズの前にハネムーンに行くの?」


(こちらは)順序が逆だったようです、、、。



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by hondasoichiro2 | 2005-11-08 15:36 | 全生活カタログ
ヒッチハイカー・アンセム/用賀インターはおすすめ!
さてアルバム2曲目「ヒッチハイカー・アンセム」。
アンセムとは「賛歌」という意味で、ヒッチハイカーだった十代の頃の自分へ捧げる歌です。
ソングライターなら<孤独な旅人を励ます歌>を一曲くらい作ってないとダメだ、と思う。そして<一人旅>を重ねていないソングライターも信用出来ないと思う。
ぼくは孤独なヒッチハイカーでした。だから、ぼくのうたを聴いて下さい!信用して下さい。ぼくの歌は旅人を裏切りませんから。



ラテンテイストの(ブガルーか、もっといえばチャチャチャのような)この曲。特筆すべきは、ホーンセクションと、パーカッションです。
ホーンは同じ3人。
パーカッションは全部満田香理さんです。コンガ、ギロ、シェイカー、カウベルが鳴っています。ちゃんと演奏してもらっています。

この曲は実は、ソングライティングの点でとても良くできていると自負しています。
ストマン進行という有名なブルーズ進行があるのですが、それを下敷きにして作っています。
また歌詞においてもバッチリなのです。
なぜかというと<完璧に時制が正しいから>です。
は?と思うでしょう。(「時制」なんて英語の授業くらいでしか聞かない言葉だ。)
それはヒッチハイカーにはわかるんです。(とはいっても絶対数が少ないと思ワレ。なので理解者も少ないと思ワレ、、、。)
東京から高速を使って京都までヒッチハイクしていくと、このくらいの時間がかかるんです!(18、19くらいの頃頻繁に京都へ行っていたんですねー。)

まずは、午後に用賀インター。
(京都まで行かなくても名古屋くらいまで行くトラックはだいたい午後遅くから夕方くらいに東京を出るパターンが多い。なので午前中に用賀で捕まえても遠くまで行かない車のことが多い。ただし週末はまた別。)
ここでトラックでも乗用車でもなんでもいいからとにかく捕まえる。
でもなかなか捕まらないので、結局夕方も遅くなる。
そして海老名サービスエリアまで乗っけてもらう。着く頃にはもう日が暮れている。
海老名まで行けば車がいっぱい止まっているのでナンパし放題だ(笑)。しかもナンバーをチェックしながら、は必須。
で乗っけてもらう。だが京都まで一発では行けない。なので途中の岐阜の養老サービスエリアで降ろしてもらう。このころにはもう夜中になっている。サービスエリアで休んでいる車のほとんどは朝まで出発しない。こちらもインスタントラーメンかなにか食べて夜を明かす。で朝を迎えて、またナンパ。うまく乗っけてもらう。京都南インターに降りるころには大体正午になっている。そして公衆電話からあの娘へ電話をするわけだ。三年坂あたりのバス停付近で待ち合わせて、清水寺でも行ってデートするんだ、、、、。

と、うまくいけばこんな感じだが、いかないことの方が多い。
サービスエリアで何時間も車を捕まえられないでいるとほんとに帰りたくなる。
あの娘が電話に出てくれないとやきもきしてしまう。
どれだけさまよい歩いたかわからない。あんなにわかりやすいのにぼくはいつも京都の町中で迷子になってしまう。

孤独だったな。夜のまんなかで、朝まだきのサービスエリアで、雨の用賀インターで、
助手席で真夜中のAM放送を聞きながら名神高速で。

そんな何百時間を一曲にまとめました。その凝縮度はすごいです。
この一曲を作るのに、コストはすごくかかってます。(旅費はかかってないけど。)

そんなロンサムトラベラーな内容の歌をこんなふうにポップにまとめることが出来て、自分では救われた思いでいる。

夢はこの曲を真夜中のAM放送で、かける(かけてもらう)ことだな。
その夜も、多分2,3人はこの日本国内をヒッチハイクしているはずだから、その彼らに聴いて欲しい。
彼らのフロントガラスの向こうに小さな星がずっと瞬いているように。

*次回は「Sweet & Adult」です。18禁です。いや、もっと上だな。25禁くらいにしとこうか。


写真:ホーンのそれぞれの楽器を狙っているのはゼンハイザーの421、クジラと呼ばれるマイク。そしてAMBI用で、AKGの414が二本立っているのが見えます。
注:ちなみに、いろいろ自分や青山くんが撮った写真がいっぱいあるのですが、それぞれのミュージシャンの肖像権や、高橋さんの企業秘密(セッティング他)などもあるのであまり細かくは載せていません。悪しからず。
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by hondasoichiro2 | 2005-11-05 07:58 | 全生活カタログ